令和六年十月十一日 第五章の一

2024/10/11(金)

中級に進んでの一回目の稽古で大失態!

事故とか怪我とかじゃないけれど,というか,弓とは直接は関係ない?のだけれど……

うっかり結婚指輪をしたまま的前に立ち,先生に指摘され,射の後で慌てて外して上着の裾にぶら下げているネームプレートの中に押し込む。
上は開いて閉じる構造ではないが,常にぶら下がった状態で逆さまになることも無いし,しっかりしたつくりで破れはなく,マチ無しなので奥まで入れ込めばきつく挟まれて落ちることもない。はずだった……

稽古の後,ネームプレートをつけたまま帰宅したことに気づき,慌てて指輪を探したが無い。
何度探そうが無いものは無い。

妻は用心深く,出先で外して無くすと大変だからと,稽古の日には出かける前に指輪を外して決まった場所に置く。私の分の置き場所も決めてある。

が,今日は前回の初級が終わり,中級初めの日。
開始時刻や持っていく道具が変わってかなりバタバタした朝だった。

とはいえ。

道場に電話を入れてる。
まだ稽古をする人もいるだろうから,当日さがしにいくわけにはいかないが,火曜日は仕事が休みなので,朝一番で探させてもらおうと思ったが,その日は道場が休みだと。
「探しておきますよ」
見つかるか?
落としたとしたら,矢取りで屈んだ時くらいしか考えられない。
安土の辺りなら見つかるか,矢道の草の中だと見つからないかなぁ。

一言も責めない妻。
あんなに言われていたのに。