2025/01/09(木)
斜面打ち起こしの道場見学。
初心者用の練習時間を指定されて妻と出かけてみた。
高級住宅街。
高級車を扱うディーラーの脇の路地へ入ると,民家の駐車スペースにも高級車。
目指す住所には,何の看板もない木造の民家。
中に入ると,やっぱり民家。
玄関先に生徒さんの荷物が山積み。
確認したわけではないけれど更衣室ないのかな。
初心者対象の時間だからだとは思うけれど,皆さん私服。
先生も,師範代的な二名(男女)も私服。
既に日も落ちた時間帯で,よくわからなかったけれど,今まで見た中で最も狭い道場。
せいぜい三人立ち。
生徒さんは全員若い女性十名弱。
少し遅れて体格の良い男性一名。
弽ではなく軍手を着けていたのは何故?
とにかく狭い的前の板の間の後方に畳敷きの控えのスペース。
板の間の畳敷き近くに巻き藁が一台。そこに4,5人が順番待ちで男性師範代の指導を受ける。
巻き藁は今までに見たような横置きではなく立てて置いてあるのはスペースの関係なのか。
その向こう,的に近い方では,未だ矢を持てない方が素引きで女性師範代の稽古を受けている。
我々は控えの畳に座って見学しているが,的前に収まらない生徒さんが二・三名畳で待機しているので,こちらもなかなかの密度。
何名か正面打起しの方もおられた。
本日入門らしい女性は,どうやら正面の経験がある様子だが,師範代との会話では「斜面がかっこいいと思って……」とのこと。
一定数そのような感覚を持つ方がおられるように思う。
どちらがカッコイイかは好みだと思うけれど,斜面の方が無理のない引き方に思えるので体験してみたいのだけれど,どうやら入門しなければ引かせてもらえない感じ。
先生の手が空くようにも思われないので,適当なところで失礼する。
特に悪い印象ではないけれど,あのスペースで通常の練習時にどれくらいの生徒さんが参加するのだろう。
追記
後日電話で連絡
「何か所かで講習は受けたがすべて正面なので斜面を体験したい」旨を伝える。
しかしながら
・一般の練習日は見学不可。
・入門しなければ練習に参加はできない。
なかなか厳しい……
ここで先生からの情報「S区の初心者講習は斜面ですよ」
何と!
申し込んでみたが倍率高そう。