令和六年十月十九日 第五章の余

2024/10/19(土)~

巻き藁矢も自前で用意しろとの指示。

一本はあるけれど,妻の分も含めて何本か作る。

何週か前の稽古で妻の矢が安土を外れてコンクリートにあたり板付(いたつき)が取れて見つからなかったことがあった。

私が初めに使っていた19サイズの矢から板付を外して付けてみたのだけど,ほかのと比べるといささか,でもはっきりと長い。
きちんと入っていないんだろうなぁ,と思っていた矢がある。

(おそらく)その妻の板付が,誰かが拾ってくれたのか矢取り道の棚に置いてあり,管理人さんに確認の上で回収。同じ形だけど別のものの可能性はあるけれど。

まずは,奥まで入っていないと思われる仮の板付を外す。

板付を下に見てすぐ上の箆(の)に傷が付かないように紙を巻く。
ペンチ(または,のようなもの)でこの部分をそっと挟む。
箆と板付の太さの差分にペンチが引っかかる状態。
矢をしっかりと持ち,金槌(または,のようなもの)でペンチを下方向に叩く。
うまくいけば,板付が外れます。
※ペンチを強く握りすぎると,傷がついたりゆがんだりするので注意。

さて前回の失敗を踏まえて,元の板付を取り付けます。

板付の穴の部分に適度な太さで棒状に巻いた紙を差し込みます。
簡単に抜けない程度の適度な太さに調節。
余り短いと次の過程で熱い思いをするので10cmくらい(かな)は欲しいところ。
長すぎるのは作業がやり辛い。