カテゴリー: 覚え書き

  • 令和六年十月十四日 第五章の余

    2024/10/14(土祝)

    本日は,妻のお気に入りの演者さんの話芸の会。
    私のお気に入りもゲスト出演。

    11日の大失態を引きずりつつも,一言も責めない妻の気持ちに甘えている。

    開演前の待合スペースで妻から「はい」と言われて指輪を渡される。

    ポカーン

    道場から見つかったと電話があって受け取ってきたとのこと。

    個室を使った覚えがある。
    まだ,道着・袴はつけておらず稽古中に来ているトレーナーの裾にぶら下げていたが,あの時かぁ。

    この日の怪談や皆さんの恐怖体験はどれも怖かったが,指輪が便器の中に落ちて気づかず流していたら,と考えると……震えが止まらない。

  • 令和六年十月十一日 第五章の一

    2024/10/11(金)

    中級に進んでの一回目の稽古で大失態!

    事故とか怪我とかじゃないけれど,というか,弓とは直接は関係ない?のだけれど……

    うっかり結婚指輪をしたまま的前に立ち,先生に指摘され,射の後で慌てて外して上着の裾にぶら下げているネームプレートの中に押し込む。
    上は開いて閉じる構造ではないが,常にぶら下がった状態で逆さまになることも無いし,しっかりしたつくりで破れはなく,マチ無しなので奥まで入れ込めばきつく挟まれて落ちることもない。はずだった……

    稽古の後,ネームプレートをつけたまま帰宅したことに気づき,慌てて指輪を探したが無い。
    何度探そうが無いものは無い。

    妻は用心深く,出先で外して無くすと大変だからと,稽古の日には出かける前に指輪を外して決まった場所に置く。私の分の置き場所も決めてある。

    が,今日は前回の初級が終わり,中級初めの日。
    開始時刻や持っていく道具が変わってかなりバタバタした朝だった。

    とはいえ。

    道場に電話を入れてる。
    まだ稽古をする人もいるだろうから,当日さがしにいくわけにはいかないが,火曜日は仕事が休みなので,朝一番で探させてもらおうと思ったが,その日は道場が休みだと。
    「探しておきますよ」
    見つかるか?
    落としたとしたら,矢取りで屈んだ時くらいしか考えられない。
    安土の辺りなら見つかるか,矢道の草の中だと見つからないかなぁ。

    一言も責めない妻。
    あんなに言われていたのに。

  • 令和六年八月六日 第三章の九

    2024/08/06(火)

    妻,久々の道着と袴。
    当然私も。

    妻は万が一に備えて楽なワンピースも持参したが,具合が悪くなるようなこともなく乗り切る。

    私は多分一本的中したはず。

    以前にT先生に頻繁に指摘されていた物見だが,やはりというかS先生にも指摘される。
    物見,口割れ,前後闇・高さ有明(とりあえず)ここから調整していく。

    この日は記念日なので,帰宅後少し休んで都内へ食事に出かける。

    とりあえず,一年半続いた。来年も続いていると良いな,心からそう思う。

  • 令和六年七月二十三日 第三章の五

    ★2024/07/23(火)

    妻の体調はほぼ快癒。

    休んだ前回から,稽古の流れが変わっている。

    前の第一射場は五人立ち。
    S先生担当で,今まで通りに細かな指導を受けつつの練習。

    中と後ろ第二、第三射場は三人立ち二組。
    自由練習で,なるべく数をこなすように回していく。

    我々は先ず五人立ちの三組目に並ぶ。
    一組目,二組目が終わり,我々が的前に進む。
    妻が二番,私が中。
    大前が弓構えしようというタイミングで妻が「水飲んでくる」と離脱。
    アレッと思ったが,猛暑の中水分をとることを止めるわけにもいかず。
    先生もスルー。
    結局私が一手射る間戻ってこず。

    焦って道場を出ると,一応冷房の効いた廊下の壁沿いのベンチに座り苦し気で歩くこともままならない状態。
    少し時間をおいて歩ける程度になったところで,道場のスタッフに頼んで医務室で横にならせていただく。

  • 令和六年七月十九日 予

    2024/07/19(金)

    今まで妻と私の矢を四本づつの八本を標準サイズの矢筒にいれて持ち運んでいたが,やはり無理があるので,中サイズ(目安12本入る)を探しにH弓具へ。

    仕事は普通に夕方までの予定だったけど,人は充分にいるし,妻の具合が心配で……という雰囲気も滲ませつつ,人の少ない20日の仕事を増やす取引成立。

    新宿から麻布十番までは一本。
    乗り換え面倒なので,ここから歩く。

    H弓具さん,今しばらくは店舗改装のため仮店舗営業。
    私はこの状態しか知らないけれど,そろそろ新店舗完成らしい。

    先客若い男性一名。
    矢の調整と買い増し。

    狭い仮店舗で店員さん一人で対応。
    (前に来た時は二名居られたこともあったけど)
    かなり待つ。
    会話を聞いていると大学生らしい。
    「一回に何射?」
    「80から100くらい」
    聞き違いかな!?部活だとそのくらいは引くのかな。

    そのうちにもう一組来店。

    こちらは漏れ承るに我々が初めにお世話になった道場で活動している会の方らしい。

    入会も検討しているので,思わず声をかけてお話を伺うが,道場の改築が迫っていて,このタイミングでの入会は難しそう……

    さて,先の大学生の買い物が終わり,後から来た方の用事がほぼ問い合わせで一瞬で終了。

    やっと私の番。
    先ずは,今使っている矢を買い替え。
    何しろ現品も見ずにオークションで落とした女性が使っていた弓具一式。
    矢はジュラルミンの濃いピンクで人数の多い教室では目立って良いのだけれど,長すぎて少し軟い感じ。

    改めて矢筈を測ってもらい,+10cmで94cm(だったかな?)。
    ジュラルミンの黒2015?×六本。

    これと妻が以前この店で購入した六本の合わせて12本が入る中サイズを購入。
    仮店舗だからかあまり在庫はなく黒だと深すぎるので紫色。

    最後に矢筈についての興味深く説得力のあるお話を聞き目からうろこが落ちる。
    この話だけでも足を運んだ甲斐があった。

    ¥28,000-

  • 令和六年七月十八日 第三章の四

    2024/07/18(木)

    早朝に私が寝ている寝室(仮)を妻がノック。
    「熱が38度ある……」

    消化器系のトラブルは多いが,発熱はめったに無い,というか一緒に暮らして初めてだと思う。

    さすがに稽古というわけにはいかず9時を待って病院予約。
    新型コロナだとしても発症日に検査しても結果が出ない場合もあるとのことで。カロナールで様子見。

    ※追記
    所謂夏風邪だったらしく翌日にはほぼ快癒。

  • 令和六年七月四日 第二章の二十

    2024/07/04(木)

    初級コース最後の稽古はT先生。

    閉校式で修了証と皆勤賞をいただく。

    人気のT先生は,解散後も何人かの女性に話しかけられているが,隙を見て何日か前から下書きをして今朝印刷した手紙?をお渡しする。
    お礼の手紙の態ではあるが,今後についての相談がほぼほぼ。

    中級コースはS先生以外は先生が変わるので,今後T先生とお会いする機会は無いと思うが,連絡先を書いておいたのでどうなるかな。

  • 令和六年六月三十日 第二章の余

    2024/06/30(日)

    新宿で落語関連の某氏のお別れの会からの神保町。
    弓具本店で二人分の道着と帯と袴を購入。

    着付けなどについてもゆっくりとお聞きするつもりだったけど,どこぞの高校?の弓道部が団体で来店中。

    それでもご高齢の女性が丁寧に対応してくださるが,更に別の学校の弓道部が予約してたらしく来店するも,入店出来ず外で待たされている。

    流石にのんびりとあれこれ質問するのもはばかられ,そそくさと退店。

    25,760円

    私は完全に形から入る派だけれど,妻はそうではない。
    必要のないものを買うようなことは,まずありえない。

    その妻をして袴を購入する気になったということは,ある程度弓を続ける気構えが出来たということだと思う。
    良かった。

  • 令和六年六月十六日 第三章の序

    2024/06/16(日)14:55

    7月9日(火)からの中級コース当選のメール受信。
    道着・袴が必須なのか不明確……

    弓道と言えば袴のイメージだけど,形から入るのがお気に召さないのか,妻はまだ早くないか……とあまり乗り気ではない様子。

  • 令和六年五月十三日 第二章の余

    2024/05/13(月)

    仕事を早めに切り上げて弓具店へ。

    弓(内袋付属),握り革,雨用収納袋,しめて21,150円なり。

    弓が20,500だったかな。

    帰宅して妻に説明。
    もめる。やっぱりもめる。

    曰く「初心者で下手くそなのに自前の弓を持ち込んで変な目で見られる。先生にも怒られそう。そんなことになったらやめる。」
    力が無いことをとても気にしているし,何しろ特別視や怒られるのは嫌い。

    違法なものならまだしも,まっとうな弓具店で入手した自前の道具を持ち込むことに問題があるはずはないし,翌日の稽古に間に合うようにと用意したのだが,それではいったん正式に先生の許可を得てから持ち込もうということで落ち着く。