カテゴリー: 道具

  • 令和七年二月十日 余

    2025/02/10(月)

    仕事の合間にH弓具店に電話で竹弓について聞いてみる。
    私「並寸で13キロより弱めのものを探しています」
    H「そのあたりの弓力のが在庫無いんですよ そのくらいが一番需要あるので」
    私「どのくらい待ちますか?」
    H「わからないですねぇ」

    出来ればHで購入したいんだけどなぁ……

  • 令和六年十月十九日 第五章の余

    2024/10/19(土)~

    巻き藁矢も自前で用意しろとの指示。

    一本はあるけれど,妻の分も含めて何本か作る。

    何週か前の稽古で妻の矢が安土を外れてコンクリートにあたり板付(いたつき)が取れて見つからなかったことがあった。

    私が初めに使っていた19サイズの矢から板付を外して付けてみたのだけど,ほかのと比べるといささか,でもはっきりと長い。
    きちんと入っていないんだろうなぁ,と思っていた矢がある。

    (おそらく)その妻の板付が,誰かが拾ってくれたのか矢取り道の棚に置いてあり,管理人さんに確認の上で回収。同じ形だけど別のものの可能性はあるけれど。

    まずは,奥まで入っていないと思われる仮の板付を外す。

    板付を下に見てすぐ上の箆(の)に傷が付かないように紙を巻く。
    ペンチ(または,のようなもの)でこの部分をそっと挟む。
    箆と板付の太さの差分にペンチが引っかかる状態。
    矢をしっかりと持ち,金槌(または,のようなもの)でペンチを下方向に叩く。
    うまくいけば,板付が外れます。
    ※ペンチを強く握りすぎると,傷がついたりゆがんだりするので注意。

    さて前回の失敗を踏まえて,元の板付を取り付けます。

    板付の穴の部分に適度な太さで棒状に巻いた紙を差し込みます。
    簡単に抜けない程度の適度な太さに調節。
    余り短いと次の過程で熱い思いをするので10cmくらい(かな)は欲しいところ。
    長すぎるのは作業がやり辛い。

    これを小さな鍋(私はシェラカップ)で沸かした熱湯に板付だけを漬けて温める。
    板付の中にお湯が入ると問題が起きるかは不明……

    なんならシャフトは冷やしておく。

    早い話が,板付けを膨張させてはめ込むということ。

    途中

  • 令和六年十月四日 第四章の九

    2024/10/04(金)

    初級コースもあと二回。
    そのまま中級に進むつもりだけど,週二回から週一回に減ってしまう。

    中級受講にあたり,矢はなるべく個人のものを用意するようにというのはよくあるパターンだと思うけれど,弦も用意するようにとのこと。
    弓は道場のを貸すけれど,弦は自分で用意してね!ということ。

    どうしたものか,私も妻も一応自分の弓があるので,当然弦もある。
    私は自分の弓を持ち込むことにするが,問題は妻だな。

    彼女の弓は春ごろに購入したもので,三寸詰の6kg。
    身長は変わらないが,当時6kを引くのもやっとで,MMでは8kを引いて無理をするなと怒られたくらいだったが,最近では8~9kを引いても,引くだけで精一杯ということはなさそう。
    筋トレをしているわけではないけれど,週二の稽古である程度鍛えられたのと,少しは形ができてきたのかな。

    いずれにしても,6kの出番はなさそうで,かといって次に8kか10kを買うかは迷うところなので,おとなしく弦だけ用意して中仕掛けの作り方を覚えるのも良いだろうな。

  • 令和六年七月十九日 予

    2024/07/19(金)

    今まで妻と私の矢を四本づつの八本を標準サイズの矢筒にいれて持ち運んでいたが,やはり無理があるので,中サイズ(目安12本入る)を探しにH弓具へ。

    仕事は普通に夕方までの予定だったけど,人は充分にいるし,妻の具合が心配で……という雰囲気も滲ませつつ,人の少ない20日の仕事を増やす取引成立。

    新宿から麻布十番までは一本。
    乗り換え面倒なので,ここから歩く。

    H弓具さん,今しばらくは店舗改装のため仮店舗営業。
    私はこの状態しか知らないけれど,そろそろ新店舗完成らしい。

    先客若い男性一名。
    矢の調整と買い増し。

    狭い仮店舗で店員さん一人で対応。
    (前に来た時は二名居られたこともあったけど)
    かなり待つ。
    会話を聞いていると大学生らしい。
    「一回に何射?」
    「80から100くらい」
    聞き違いかな!?部活だとそのくらいは引くのかな。

    そのうちにもう一組来店。

    こちらは漏れ承るに我々が初めにお世話になった道場で活動している会の方らしい。

    入会も検討しているので,思わず声をかけてお話を伺うが,道場の改築が迫っていて,このタイミングでの入会は難しそう……

    さて,先の大学生の買い物が終わり,後から来た方の用事がほぼ問い合わせで一瞬で終了。

    やっと私の番。
    先ずは,今使っている矢を買い替え。
    何しろ現品も見ずにオークションで落とした女性が使っていた弓具一式。
    矢はジュラルミンの濃いピンクで人数の多い教室では目立って良いのだけれど,長すぎて少し軟い感じ。

    改めて矢筈を測ってもらい,+10cmで94cm(だったかな?)。
    ジュラルミンの黒2015?×六本。

    これと妻が以前この店で購入した六本の合わせて12本が入る中サイズを購入。
    仮店舗だからかあまり在庫はなく黒だと深すぎるので紫色。

    最後に矢筈についての興味深く説得力のあるお話を聞き目からうろこが落ちる。
    この話だけでも足を運んだ甲斐があった。

    ¥28,000-

  • 令和六年六月三十日 第二章の余

    2024/06/30(日)

    新宿で落語関連の某氏のお別れの会からの神保町。
    弓具本店で二人分の道着と帯と袴を購入。

    着付けなどについてもゆっくりとお聞きするつもりだったけど,どこぞの高校?の弓道部が団体で来店中。

    それでもご高齢の女性が丁寧に対応してくださるが,更に別の学校の弓道部が予約してたらしく来店するも,入店出来ず外で待たされている。

    流石にのんびりとあれこれ質問するのもはばかられ,そそくさと退店。

    25,760円

    私は完全に形から入る派だけれど,妻はそうではない。
    必要のないものを買うようなことは,まずありえない。

    その妻をして袴を購入する気になったということは,ある程度弓を続ける気構えが出来たということだと思う。
    良かった。

  • 令和六年六月十六日 第三章の序

    2024/06/16(日)14:55

    7月9日(火)からの中級コース当選のメール受信。
    道着・袴が必須なのか不明確……

    弓道と言えば袴のイメージだけど,形から入るのがお気に召さないのか,妻はまだ早くないか……とあまり乗り気ではない様子。

  • 令和六年六月五日

    2024/06/05(水)

    前日にYouTubeで弓関係を見ていたら木村拓哉さんが弓道に挑戦するという番組が出てくる。
    小山弓具で道具を買うところからやっていて,勝虫(トンボ)柄の下カケを購入していた。

    ちょうど,下カケを買い増ししようと思っていたところだったので,柄物もありだなぁと,さっそく仕事帰りに小山弓具さんへ。
    木村さんが選んでいた勝虫は避けて和柄を二枚。白無地を一枚。
    妻にも和柄を一枚。たくさん買っても好みもあるだろうし……
    白無地は220円
    柄物は330円。

    木村さんの射については何とも言いようがないけれど,師匠でも治せなかった新井恵理那さんの早気を「まだだよ」の一言でピタリと止めたところがキムタク。

  • 令和六年五月二十一日 第二章の七

    2024/05/21(火)

    どうせなら,ということで私も弓を持ち込むことにする。
    ヤフオクで買った,おそらく女性が使っていた弓。強さは不明だけど,結構強い感じ。

    これに備えて18日(土),夕方の予定に備えて短い勤務にしておいたこの日。
    用事の前に職場からは一番近いと思われる大塚駅の弓具店へ。
    二張入るものを探したが,必要以上に大袈裟で無骨なものしかない。
    仕方が無いので,とりあえず自分用の弓袋と内袋を購入。
    妻は内袋のみで弓袋は無いが,どうせ買うなら彼女の好みがあるだろうから控える。

    妻の弓と一緒に購入した雨用収納袋に二張入ったので,当面はこれでしのぐ。

    私が弓を,矢入れを妻が持って道場へ。

    この日は一位のS先生。
    弓の持ち込みの話はしていないが,まあ良いかな。

    シラーとやり過ごそうと思ったけれど,道場の弓と間違われないように名前のシールとか貼っているから,やはり気付かれた!

    「自分の弓?何キロ?」
    「判りません」
    「判らない!?」
    「ヤフオクで入手したので」
    「……」
    怒られはしないが,やや呆れられた気はする。
    「結構強そうだね」と。

    稽古も終盤。

    S先生班がややペースが遅れ,他の班が切りの良いところで終わろうかというタイミングで,未だかなりの人数が残る。
    これを他の先生が指導することになり,私はU先生に見てもらう。
    弓に気付かれ
    「何キロ?」
    「ヤフオクで入手したので判りません」

    稽古後にU先生に計っていただくと13Kでした。
    今の私には正直やや強いけれど,なんとかなるでしょ。

  • 令和六年五月十六日 第二章の六

    2024/05/16(木)

    妻の弓を持ち込み。

    この日は第一位のS先生がお休みでM?先生が代理。
    初心者組は三班に分かれて三人の先生にかわるがわる見ていただいていて,本来は我々はこの日S→M先生の指導を受ける予定だったが,何故かこの日は前回と同じU先生に付くことになった。

    弓の持ち込みの許可をいただいていたT先生からU先生へ事情引継ぎ。

    U先生,妻の弓を手に取って,笑いながら「6kの弓なんてあるんだ……届くかなぁ」と。
    妻,静かにプチ切れる。

    妻,この日の的前一射めからきちんと安土にとどかせる。
    U先生「ホォ」といった表情。

    前の道場ではほとんど6Kを引いていたのだし,ちゃんと上達している。

  • 令和六年五月十三日 第二章の余

    2024/05/13(月)

    仕事を早めに切り上げて弓具店へ。

    弓(内袋付属),握り革,雨用収納袋,しめて21,150円なり。

    弓が20,500だったかな。

    帰宅して妻に説明。
    もめる。やっぱりもめる。

    曰く「初心者で下手くそなのに自前の弓を持ち込んで変な目で見られる。先生にも怒られそう。そんなことになったらやめる。」
    力が無いことをとても気にしているし,何しろ特別視や怒られるのは嫌い。

    違法なものならまだしも,まっとうな弓具店で入手した自前の道具を持ち込むことに問題があるはずはないし,翌日の稽古に間に合うようにと用意したのだが,それではいったん正式に先生の許可を得てから持ち込もうということで落ち着く。