カテゴリー: 道具

  • 令和六年五十一日 第二章の余

    2024/05/11(土)

    独断。妻には内緒で妻の弓を買う。

    前日,妻の弽を購入した魚籃坂の弓具店に電話して「三寸詰り/6kg」の弓の在庫を確認し取り置き依頼済み。

    本日夕方に妻と渋谷で待ち合わせ。
    昼過ぎまで仕事。即弓具店へ。

    年配の男性と,前回とは違う女性スタッフ。
    女性スタッフ曰く
    「大人の女性で6Kしか引けないって,歳とって力が落ちたら引く弓が無くなる。引き方が悪いんじゃないかな」
    本人の前で言われたらブチ切れるところだけど,まぁ悪気はないのだろうし,引き方が悪いのは間違いない。
    こちらとしてはあくまでもしばらくの間の練習用と割り切っている。

    握り革はショウブ柄を選び,13日の月曜日に取りに来るので一般的な仕様で仕上げでおいてください。と頼んで待ち合わせへ。

  • 令和六年四月五日 第二章の序

    2024/04/05(金)

    都内赤坂で講談を聞いたあと,怪しい空模様だけど,ぎりぎり降らずにもっている。
    妻と二人,徒歩で魚籃坂へむかう。

    目的の弓具店には先客二名。女子高校生と母親か教師なのか。
    お店の方の姿が見えないが,先客の対応で奥で手続きをしているらしい。
    改装中の仮店舗なので狭い。

    時間はあるのでじっくり待つ。

    奥から顔を出した男性が,先客の対応を続けつつ,我々に声をかけてくれる。
    「弽と矢を」と伝える。

    伝えたとはいえ,前の客の対応は続く。
    部活か何かの大量購入らしい。
    何を買ったのかは判らないけれど,

    そのうちに入り口から店の方らしい女性が入ってきて,我々の対応をしてくれる。
    何となく沖縄イントネーション。

    この日の買い物は妻の弽と矢。
    (私は当面ヤフオクで入手したもので対応。サイズ的にも問題なし。)

    講習に矢は必須。
    弽は借りることも出来るけど,毎回選ぶのに時間がかかるのは,前の講習で一番無駄な時間だった。
    的前に何十回かは立っているので,最低限のことは判るはずだけど,店の方に問われるままに答えて,提示された選択肢を検討する。

    何kを引いているか?と聞かれて6kと答えると,少し困ったような表情で「矢も軽い方が良いね」と。

    妻の矢束(やづか)は77cm。

    弽(下弽付き)20,000円。
    ジュラ矢(1912)*6で16,000円。

  • 令和五年七月二日 覚書

    2023/07/02(日)
    道具を追加購入。

    弽と弓太郎。

    いまだに(コロナ禍以来の)家庭内別居で、一人こもる寝室(仮)用に追加。

    弽はヤフオク。
    小さめのサイズが安価に出ていたので購入したが、以前の購入品とあまり変わらないサイズ感で妻には大きすぎる。
    前の方が新しくきれいなので、今回の購入品は予備に。

    弓太郎はメーカーから新品を購入。
    前の中古品より小型になった「令和型」。
    これはこのまま妻へ。

    これで、それぞれ好きな時に限られた内容とは言え稽古が出来る。
    出来る=やる、とは限らないけれど。

  • 令和五年五月四日 覚え書き

    2023/05/04(木)

    未だ道具を買うのは早い。
    先生からも言われているし、さすがに自分でもそう思う。

    けれど、今の月二回の稽古のペースでは、毎回一から始めるようなもので、手の内さえも身につかない。
    いや,手の内が大事なんだけれど。

    自宅稽古用としてヤフオクで中古の「弓・矢・矢筒・弽・予備の弦・胸当て」のセットを落札。
    「胸当て」が付いているので女性が使っていたのだろう。

    写真で見る限りは綺麗なもので、個人ではなくリサイクル業者が出品。
    確か2,000円からの開始で落札時には消費税込みで30,000円ほどに。
    オークションの怖いところで正直、当初の自己設定より上げてしまった。
    当たり前だが、新品をそろえるよりは安いし、扱いに慣れるための練習用として割り切って、道具というより時間を購入したつもり。

    ただどう考えても、道場とは比ぶべくもない自宅の天井高で弓を構えることも出来ないので、別途こちらも中古でジャンク扱いの「弓太郎」という練習用の小型の弓も落札。
    これなら室内で引くことも出来る。

    私と違って道具から入ることを嫌う妻なので、この買い物もお気に召さないと思ったが、理解してくれたようす。

    矢筒はピンク。
    女性ものであることは初めから判っていたし、そんなに強い弓ではないだろうから主に妻の練習用にと思っていたが、引いてみると私でも強いと感じるくらい。
    弽も私に丁度いい大きさ。

    状態も思った以上に綺麗なので、いずれ自分の道具を用意する段になったら、このまま私が使おうかな。

    私よりも苦戦している妻を見ていると、馬手(右手)で矢が抑えられず、パタパタと落とすことが多い。
    おそらくそこに気が行って、指導されている体全体の動きに気がまわらない。
    とりあえず、そこが安定すれば先生の指導を注意深く聞くことが出来るだろう。と思う。

    そういえば、妻の体力不足改善にとK先生から自宅でできる体力増強エクササイズのDVDをいただいたが、デッキでもPCでも再生不可……
    なんだか申し訳ないが、お返ししました。